電子カルテ選びの視点
2019年5月17日
電子カルテを選ぶ際に忘れてはいけない4つの視点を、お伝えします。
電子カルテを選ぶときに、色々なことが気になり、悩みすぎていませんか。
他の先生が重視される視点を参考に、検討するのが効率的です。
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1.価格
- 運転資金への影響を抑えるためにも、価格は安い方が良いです。
- 電子カルテの価格は、以下の3つがあります。
初期費用 電子カルテのソフト、ハードや、操作説明、PC設定等にかかる費用 月額 サポートや保守にかかる毎月の費用 買替費用 5年毎にバージョンアップのためにかかる費用 (=初期費用と同等)
(買替は、必要・不要なメーカーがあるので、メーカーに確認下さい) - 5年間、10年間という期間でかかる費用を把握しておきましょう。
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2.使いやすさ
- カルテ入力は毎日のことです。入力の手間は極力少ないことが必須条件です。
- シンプルかつ必要な情報が一覧できるかを確認しましょう。
- 1日中見る画面ですので、目に優しいデザインであることも重要です。
- マニュアルをいちいち参照しなくても、使い方が直感でわかるものを選んで下さい。
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3.機能
- 必要な機能や、機器連携を確認しましょう。
過剰に望むと、高い費用となり自分に跳ね返ってくるので、気をつけてください。 - 購入時は、あれも、これもとなりがちですが、意外と運用でカバーできることも多いです。
- 必要な機能や、機器連携を確認しましょう。
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4.サポート
- サポート内容を確認しましょう。
最近は、不必要なサポートに高い月額費用を払うことを避ける医師が増えています。
- サポート内容を確認しましょう。
下記は、開業医もしくは開業を検討している先生の電子カルテを選ぶ際の重視点を示したものです。
M3デジカル社調べ N=141
価格 | 82% |
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効率的なカルテ作成機能 | 67% |
サポート体制 | 62% |
医療機器との連携 | 39% |
画面デザイン | 30% |
実績・ブランド | 11% |
こうしてみると、多くの先生は、価格×使いやすさ(効率性)を重視していることがわかります。