【医師アンケート】2024年に迫る働き方改革！事務員に対する医師

2023年11月10日

新型コロナウィルスの影響で多くのクリニックが業務上の課題を感じている中、2024年に向けた「働き方改革」の取り組みが注目されています。クリニックの業務効率や働き方の最適化に関して、医師たちはどのような認識を持っているのでしょうか。m3医師会員の方々に向けたアンケート結果をもとに、事務員に対する医師の期待や意識について明らかにします。

本記事では、M3会員110名を対象とした2022年11月のアンケート結果をもとに、事務員の働き方に関する医師の本音を紹介します。

アンケート結果

■医師が考える事務員の「働き方」改善

Q.事務員の「働き方」改善に関するお考えとして最も近いものを教えてください。（単一選択）

✔︎回答者の約90%が事務員の「働き方」を改善することに対して、重要だと回答しました。

■事務員の「働き方」改善が重要だと感じる背景

Q.「非常に重要だと思う」「重要だと思う」を選択された先生は、その理由を教えてください。（単一選択）

✔︎従業員の職場満足度や離職防止という回答が多く集まりました。さらに事務員だけの課題ではなく、診療効率の改善、クリニックの評判向上にも繋がるとして捉えています。

■医師が非効率だと感じる事務業務とは

Q.事務業務で非効率だと感じる業務を教えてください。（複数選択）

✔︎「会計業務」「新規患者の受付」という回答がやや多い結果になりました。全体としては受付から会計まで非効率な業務が幅広く存在していることが分かります。

まとめ

約90%の医師が事務員の働き方に対して改善が必要だと考えていることが分かりました。 さらに、改善が必要だとされる業務は受付から会計まで幅広い範囲で存在しています。 これらを業務効率化することによって、事務員の職場満足度向上はもちろん、診察業務の効率化やクリニックの評判の向上が可能だと言えるでしょう。

調査概要

Webアンケート（M3会員110名対象、2022年11月実施）