デジスマ導入事例インタビュー Vol.03 / エムスリーデジカル株式会社

患者さんもスタッフも、
それぞれの時間を有意義に使えるように

山本 篤 先生

山本 篤 先生

医療法人社団 千寿会 山本医院 内科・循環器内科
導入前の課題
  • 患者が密集する状況を避けるために、予約制度の導入を検討していた
導入の決め手
  • 予約内容がカルテに反映され、保険情報も同時に管理できるデジカルとの統合性
  • 手頃な導入コスト
得られた効果
  • WEB問診により、診察する患者の状況を事前把握することができ、コミュニケーションが向上した
  • 会計待ちの時間の削減により、患者とスタッフの時間が有意義に活用できるようになった

─ デジスマ診療を導入したきっかけを教えてください。

患者さんが密になる状況を避けるために予約制を考えていたところ、デジスマ診療の存在を知りました。
特にデジカル連携の部分が非常に魅力で、予約がカルテに反映され、保険情報も一緒に管理できる点が利便性が高いと感じました。あとは、価格ですね。 もうこれもまた安すぎるぐらい安いので(笑)


─ 実際に導入してみていかがでしたか?

最初見ていた予約の機能はもちろんですが、WEB問診が意外と効果的だと感じています。WEB問診を導入することで、その日診察する患者さんの状況が事前に把握できるようになりました。

─ 患者様とのコミュニケーションが捗りますね

そうなんです。 コミュニケーションでいうと、患者さんが問診で相談したいことや質問を書いてくれたときには、 メッセージ機能を使って「大丈夫ですよ」と、すぐに返してあげられるようになりました。 検査データでもちょっと気になるデータがある人にメッセージで送ってあげています。「結果大丈夫でしたよ」 とか。 そういうやり取りができるところは、なかなか使えるなっていう感じで結構気に入ってますね。


─ デジスマ診療の決済機能は利用されていますか?

利用しています。 実はこの機能に驚く患者さんが特に多く、「すごいですね、「先生」という声をたくさん頂きます。 患者さんが処方箋を受け取ってすぐに帰ることができるんですよ。 患者さんにとって診察を待つのは混んでるから仕方ないけど、 会計待ちは何に待たされているのか分からないのでストレスになるようです。会計待ちの時間がなくなるというのは、本当に画期的です。患者さんだけでなく、受付スタッフも会計をせずに済むので、後からゆっくりと病名や未収金などのチェックができるんです。患者さんもスタッフも、それぞれの時間を有意義に使えるようになりましたね。


─ 患者様へのアプリインストール案内はどのように行っていますか?

基本的には70代までの方に対しては、アプリのインストールをお勧めしています。 インストール方法が分からない方には、一緒にやってみることでサポートしています。 最初は 様子を見ている人も多いですが、 二、三回使っていただくように励ましています。時間が経つにつれて 利用者は増えています。


─ 具体的にどのような案内をされているのですか?

スマホをお持ちの場合は、 「一緒にやりましょう」と、まずはアプリのインストールと名前・住所などの必要最低限の情報を登録してもらうようにお声がけしています。保険の読み込みなどは後でできるのでそういうのは飛ばしていますね。そのあと受付に設置しているチェックイン用のQRコードを読み込んでもらってチェックインするところまで一緒にやっているんです。1回チェックインすると次回の予約も取れるようになるので、お帰りの際に「予約はここからお願いします」と伝えておくと、結構スムーズにその後も使ってもらえますね。


─ 高齢者の方やスマホに慣れていない方には?

80代以上の方や、スマホを持っていない方には「アプリがなくても大丈夫ですよ」と丁寧に説明し、安心してもらっています。


─ 「アプリがなくても大丈夫ですよ」と案内されるんですね。

そうなんです。実はアプリ利用の患者さんが増えると受付スタッフの時間に余裕ができるので、その分アプリ利用していない患者さんに対して丁寧に対応できる時間が出てきています。だからそういう意味でいうと、デジスマ診療は、アプリを使えない人に対してもちゃんと恩恵があるんです。


─ デジスマ診療の導入に対するスタッフさんの反対や不安の声はありましたか?

もちろんありました。 新しいものには基本、まず拒否から入るというのも人の反応として仕方がないと思うんです。だって、デジスマ診療について勉強しないといけないので一時的に仕事が増えるんですから。 患者さんの対応だけでも忙しいのに、さらに手間が増えるとなると、耐えられないという感情になるのは、当然だと思うんです。


─ 理解と協力を求める際、 どのように推進していきましたか?

まずは院長自身が覚悟を持って、「こういう理由だからこれはやりますよ」 と説明しながら伝えていくんです。相談というよりは、「やっていくよ。お願いね」というような伝え方ですね。私達は基本的に患者さんにサービスしてるわけですから、患者さんがいいようにと思って院長はやってるんだなって思ってもらえるわけです。 そうすると、当然賛成してくれるというか応援してもらえて、頑張りますという反応を受けています。


─ スタッフさんの反応に変化はありましたか?

デジスマ診療を導入してみると、事前に患者さんの情報を確認できたり、会計時間を削減できたりと、スタッフ自身が運用の効率化を実感するようになりました。 また、 空き時間にぱっと来てぱっと帰れることに対してたくさんの患者さんが 「すごい」 って待合室で言っていて、それを受付スタッフが目の当たりにするんですよね。つまり、喜びが連鎖するみたいなところがあって、自分の仕事の喜びがそこに発見されると、「このシステムすごいな」というふうにスタッフの間でも評判に なっています。最初はちょっと嫌だったけど意外と楽しいかもしれないなって。そういう変化が見られるようになりました。


─ 浸透するまでどのくらいの時間が必要だと思いますか?

やはり3ヶ月ぐらいは見たほうがいいと思うんですよ。というのは一度デジスマ診療を利用した患者さんが、もう一度自分で予約する、すなわち一巡する期間が大体そのくらいかなと実感しています。 このサイクルが1回転2回転し始めたときにクリニック全体の効果も上がってきます。ここまではもう院長はじっと我慢だと思いますね。


─ 最後に一言メッセージをお願いします

デジスマ診療の導入で患者さんからも「あの病院は結構先進的にやってるよ」みたいな口コミが発生しています。 いろんな意味で診療がバージョンアップしたなと実感しています。これからもデジスマ診療がより使いやすくなることを期待しています。


山本 篤 先生

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